【経営者編】(約50分)
全体善を最幸にする個
1. 「世の中はどうにもならないことで満ちている」
〜折り合って生きることが術である。(人+世間=人間)
(1) リーダーは誰かを使う存在ではなく、使われる存在である。
(2) どうにもならない世間から使われる自分になっていくことが大事である。
2.人間の特性は、「変わるということ」
(1) 「この仕事私は向いていません」というのは「私は変われません」という意味になる。
変われない状態は「死」を意味する。
(2) 「自尊心」とは、乗り越えてきた数がつくっていくもの。
そのことを若者同士が語り合える環境をどうやったらつくれるか。
(3) 生きているとは変わり続けることであり、
相手は変えることができなくても、自分は変われるという真を伝えよう。
3. 「習作」
(1) 松本民芸家具 創業者 池田三四郎さん…長く使われるものには、長く使われる理由がある。
(2) その通りやってみること、その作品に習うということを「習作」という。
(3) 使い手を想像したり、使いやすさを確信をもって再現されたものがロングセラーになり気品が生まれる。
※「個性」とは、長い伝統の中で愛され続けてきたものの中にこそ存在する。
※長く愛される個性とは何かを考えるとき、「残ってきたものは何か」という視点で観ること。
4. 愛される性格とは 「全体善を最幸にする個」
(1) 人間の本性は誰かに喜ばれる自分であること。
※自分のがんばりが誰かの為になっていないことは…幸せではないはず。
(2) みんなに喜ばれること、それが今の時代を生きる若者たちの活力を生み出すのではないか。
5. 「モノとは記憶である」
(1) モノを人間に置き換えてみる…長く勤めてくれた社員に対しての愛。
(2) どうすれば自分たちはお客さまに愛され、使われる存在になるか。
中核は、「人は皆、喜ばれるために生まれてくる。それは仕事でしか果たせない」ということである。
【現場編】(約40分)
「尽くす」ということ
「揃える」ということ