日本はこうして世界から信頼される国となった〜わが子へ伝えたい11の歴史

1,540円(内税)

先祖が築き上げてきた歴史から、大人は何を学び、
どのようなかたちで、次の世代へ語り継いでいけばいいのか――。
学校では詳しく教わらない11の日本の歴史を通して、
私たちの先祖の生き方とは何かを見つめ直す、新たな日本人論の試み。
「日本は世界で最も好かれ、信頼されている国です。
それは、海外に行くとよくわかります。
なぜ、日本人というと笑顔になる外国人が多いのでしょうか。
なぜ、これほどまで日本の製品<メイドインジャパン>は
世界の国々から信頼され、愛され続けているのでしょうか。
その答えはすべて先祖の歴史の中にあります」(第1部より)
イラン・イラク戦争の緊急時に、なぜトルコは日本人を救ってくれたのか?
広島の慰霊碑に刻まれた『過ち』の真の意味とは?
日本がアメリカと戦わねばならなかった本当に理由とは?
世界一の高速鉄道・新幹線はなぜ僅か5年6ヶ月で開通できたのか?
……など、学校の教科書には書かれていない歴史の真実を紐解きながら、
親から子や孫へ、大人から次世代へ、
今こそ語り継がねばならない先祖の“想い”と“生き方”に迫る一冊。
大人はもちろん、お子さまへの贈り物としてもお薦めします。

■単行本: 236ページ
■出版社: プレジデント社
■ISBN-10: 4833420236
■ISBN-13: 978-4833420235
■発売日: 2013年3月12日

<目次>
序章  歴史は過去からのラブレター
第1部 日本人の信頼
第1章 1890年 エルトゥールル号遭難──「恩送り」を生んだ誠実さ
・難破したエルトゥールル号
・トルコ人の気概
第2章 1905年 日露戦争日本海海戦──敗者をも敬う立派な態度
・ロシアの脅威
・当時の世界地図は侵略地図でもあった
・なぜ圧倒的に不利な日本が勝てたのか
・日英同盟の真実
・イギリスに信頼された日本人
・会津魂ここにあり
・敗者に恥辱を与えず
第3章 1958年 ダットサン210北米上陸──挑戦し続ける気力
・弁当という箱庭
・敗戦からの脱却
・時代の先を見つめる技術者たち
・元同盟国との競い合い
第4章 1703年 赤穂浪士討ち入り事件──法を重んじる文化
・江戸の御法度
・日本人はなぜ忠臣蔵が好きなのか
・禁断の書『葉隠』とは
・赤穂浪士に対する幕府の思い
第2部 日本人の闘い
第5章 1853年 ペリー黒船来航──独立自尊の精神
・大ベストセラー『学問のすすめ』
・アメリカ合衆国の誕生
・開国を迫られた日本
・世界の動乱の中で
第6章 1919年 人種的差別撤廃提案──信を通す勇気
・奴隷階級
・黄禍論とオレンジプラン
・国際連盟での孤立
・オリンピックですら平等ではなかった
第7章 1941年 日米戦争開戦──独立を貫く気概
・日本は悪い国?
・戦争という悲劇
・原子爆弾の残虐さ
・真珠湾攻撃の真相
第8章 1951年 マッカーサーの証言──証明された正当性
・東京裁判史観とは
・日本の罪とは
・人道の罪とは
・神話の大切さ
・マッカーサーが擁護した日本戦争責任
第3部 日本人の学び
第9章 1964年 東海道新幹線開通──革新的な発想
・世界を変えた新幹線
・模型から実物を作る技術
・国策としての新幹線
・伝説のデゴイチ
第10章 1859年 吉田松陰死す──飽くなき勤勉性
・郷中教育
・維新の精神を説いた松陰
・下田踏海
・至誠という哲学
第11章 1944年 特攻──祖国を守る心の叫び
・特攻隊のふるさと
・死の覚悟と生きる意味
・特攻兵の心理
・未来を生きる者たちへ

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