月刊オーディオサクセスエールvol.213 2024年3月号 3/25発売

12,100円(内税)

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【経営者編】約50分
「情」の国に生まれた私たちの使命
〜経営を通して恩送りをする  



【現場編】約40分
常識・暗黙知を軽んじてはいけない
〜伝えるべき「情の本体」

1.人間は過去の全てである。
 (1)自分が何か決めて選んできた。自分自身の過去の意志決定の全てであるから。
 (2)ホモサピエンスの経験値が意識の深いところに眠っているのではないか。
   (過去の先祖たちがつくってくれた結果)
 (3)私たちは常に仮説の中に生きている。仮説だと思って選択を重ねていった人には「直感力」が宿る。

2.人間を形作るものは、歴史・伝統・文化
 (1)私たちは神話的には2600年前、文明的には1万5千年前からこの列島に住んでいる。
   世界で最も古い歴史を持った民族である。
 (2)長い歴史の中で誰かの迷惑になることをした人が集団に受け入れられないというような
   教訓が「教養」の大元になって発揮されている。
   ※堅苦しくても合理的にしていること(教養)や暗黙のルールに自然に同調することができる。
    〜私たちのアドバンテージ
 (3)日本には宗教の代わりに道徳がある。※アメリカは道徳の規範を宗教に根差している。

3.AIよりも人間が優れている能力〜情の発揮
 (1) 「マルハラ」はくだらない。句読点は大事な役割を果たしている。文意が伝わりやすくなることも大切なこと。
 (2)これからの時代、益々人間らしさが求められる。
   人間らしく在りたいと思うなら「何かを伝える」という力が重要になる。
 (3)未来を担う子どもたち…コミュニケーションの力がある子どもを育もう。 
   言語ができるとかできないではない、思いを届けられる子どもを育もう。
   ※言葉に込められた情感の発揮〜人間の能力は美しい。

4. 人間は世間(人間一人ひとり)と折り合って生きている。
  常識や暗黙知を軽んじてしまうと、伝えるべき「情の本体」がなくなっていくのではないか。
 (1)大人の責任…「私もあんな大人になりたい」と思われるような立ち居振る舞いや、言葉を持つこと。
 (2)未来とは自由であるが、自由という眼鏡で未来を観るための前提は、
   常識・暗黙知・ルールを守ることである。
 (3)日常の中、今より次の瞬間をより良くすることも一人ひとりができる「恩送り」である。
※歴史を振り返った時、どんな時代も未来に対して不安を抱いていたはずである。
    そしてどんな時代も若い世代の方々がその不安を突破していった。
    一人ひとりが大事なんだという思いと、自分が未来をつくるという意志が大きな力となる。

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