月刊オーディオサクセスエールvol.212 2024年2月号 2/25発売

12,100円(内税)

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【経営者編】約50分
情の発動
〜21世紀の最も大切な社会・組織  

1.情…情・知・意 
 (1)日本人は、すべて「情」から発動して考える。情によって日本は国柄をつくってきた。
 (2) 「知」の世界は、AIがある程度まで解決してくれる。
    「意」とは、意志的なものであり、本能的なものがエネルギーを発揮する。
    ※本能的とは、「獣的」なこと。 
    ※情が失われ、知はAIで、残りが「意」(獣的)では、自己抑制ができない社会になる。
 (3)教養の欠如…自分中心主義に陥った人たち、俺様的な行動をしてしまう人間が増えた。(飛行機・新幹線) 
    ※人+間…世間と折り合うことである。「情緒」が緩んでいくと俺様的な人が増えていく。

2.日本は「情」によって導かれた社会である。
  〜「おとぎの国」を世界の人たちが観に来ている(インバウンド)
 (1) 21世紀において最も大切なものは、情で結び合った人間関係・社会ではないか。
    ※懐かしい未来・・・もう失ったと思ったもの、しかし取り戻したい何か。
 (2) 「情」とは、“他人が先、自分があと(品位)” ⇔ “自分が先、他人があと(獣性)”
    ※“誰かが悲しいと自分も悲しい(同報性)。誰かが喜ぶさまを見て自分も嬉しい”
という心の喜びが今の私たちの国柄をつくってきた。

3.アート(A)、マネジメント(M)、ホスピタリティ(H)に共通していることは「情」(情緒)
 (1)人間は人間に感動する→“人間は人間の「情」に感動する”という意味である。 
 (2)大航海時代以降、世界を引っ張ってきた国々に何か変調が出ている。(無神論者) 
 (3)持続可能な社会のモデルは日本。120代以上続いた天皇家をもち、二千年続いた国は他にない。 
   世界が無宗教化していくその原因は、あまりにも時代主義的な「一神教的な世界」(〜ねばならない)
   に疲れつつあるのではないか。

4. 「恩送り」〜未来を生きる人たちの為に何を残すか、何を磨いていくのか。
 (1)全体善を最幸にする個の発揮…日本人の特性。
   ※特攻隊の方々…今、自分にできる最適は何かと考え行動した。
     戦闘という非常時には、若い人たちが戦闘力をもつため、
     その人たちは、自分たちよりさらに若い人たちに未来を託した。
     従って生き残ったすべての人たちは、その託された思いに応えるように、より良い未来を創ろうとした。
     それは知性や意志の問題ではない。「情の発動」である。
 (2)今の時代の若者たちは、スマホというブラックボックスによって、
   『感じる→考える→知る』 が 『感じる→知る』になり、情が失われているのではないか。
 (3) 21世紀は、情に溢れた組織がお客様に求められる。
   ※“情とは何か”企業教育で教えていこう。
     〜善い大人とは、情緒あふれる人間のことである。


【現場編】約40分
情の発動−自分が後、他人が先
〜気遣う・察する・眼を鍛える・哀しみを知る

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