【経営者編】約50分
NYを観て感じた未来の企業経営
〜経営者の「恩送り」
1. 2023年を振り返る。
(1)2023年は、第三次世界大戦のゴングが近づいている一年であったのに、日本人の思考が停止していたと感じる。
(2)インバウンドは、日本人のライフスタイルを観にきている〜日本の調和・和合・一体性
2.これからの経営。
(1) 「日本ほどよい国はない」ということをどこまで経営の中で社員と共有することができるかが大切なプラクティスになる。
(2)日本の社会資本は年々劣化している。経営者の「恩送り」はまさに社員一人ひとりを人財にすることである。
(3)企業経営の現場が人生最後の学校の門戸を大きく開き、地域も巻き込みながら人を育んでいく時代に入る。
3.正反合一〜モノゴトは反対軸に真がある。次の時流がある。
(1)現在の極点…人と人が接触しない、人間の知性を超えたAIがある。
反対軸は…人間性を中心とした社会。
(2)人生も人間も変わることができることを伝えよう。
(3)一人ひとりが人生をデザインし、アート化する時代になる。
※デザインとは問題解決の仕組みであり、これから人間が抱える問題は、孤立感、孤独感、未来に対する幻滅感である。
【現場編】約40分
自分の欲望に仕えるのではない
〜その仕事に命じられていることに集中せよ
1. 「一流のスープは二流の芸術作品よりもより創造的である」(マズロー)
(1)仕事…事に仕える。神様からの思し召しであると考えてみよう(召命)Calling。
(2)プロフェッショナルとは自分の欲望に仕える人ではない、自分の仕事が命じる目的に集中する人である。
(3)仕事とはお客様や仲間に喜んでもらう事である。
その仕事が命じていることは常にお客様、仲間に喜んでもらう事である。
ex)若い世代の特徴…謀る・忖度する〜どういう答えを求められているか考えるな。
謀ると自分を見失う。自己決定能力が喪失する。
2.唯一無二×非代替を求める理由。
(1)何故人間は常に唯一性・非代替性を求めるのか?…皆、欠点があるからである。
何か欠けていることが唯一であり、非代替である。従って人間は最初から唯一無二・非代替の存在である。
(2)何故「徳」を積まないとならないのか…美しく生きる為である。
(3)社会、組織の中にいて初めて唯一性も非代替性も発揮される。
だから“折り合う”ということの大切さを教えていかなければならない。
※折り合う…一人ひとりの人間に対して自分ができることは何かないかと考え、そのことに対して全力で当たろうとすること。
※謀る…誰かの考え方の中に紛れこみ、その場をしのごうとすること。
※徳…誰かの為に自分の最善を尽くし切ること。